ヤル気の科学

近頃はじっくりと読書をする時間が無かったので、今日は「ヤル気の科学」という本を読みました。

この本は、行動経済学をもとに、人間のモチベーションつまりヤル気をアップさせるための実験が色々と紹介されています。

自我蕩尽

自我蕩尽という言葉って知っていますか?

我慢をすることばかり続けていると、他の物事が我慢できなくなるという仕組みが人の体にはあるのだそうです。

例えば、テストの成績を上げるために、大好きなゲームをやっちゃだめだと禁止することで、漫画本を読みふけってしまったり、アニメをだらだら観てしまったり。

他の我慢すべきことも我慢できなくなるということがあるんだとか。

要するに、ストイックになりすぎるというのも目標達成の邪魔になるということですね。

双曲割引

また、双曲割引という概念も参考になりました。

双曲割引をざっくりと説明すると、人は近い将来の利益の方を遠い未来の利益よりも重要視してしまうということ。

多くの人は、1年後に1万円もらえるよりも、明日5千円をもらう方を選んでしまいがち、みたいな話です。

これはダイエットなど長期的な努力が必要な目標達成の邪魔をする仕組みと言われています。

目先の食欲に負けて、将来のナイスバディをないがしろにする。

こういう習性が人間には備わっているので、注意する必要があるということですね。

ヤル気の科学 行動経済学が教える成功の秘訣

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